憎む者はくちびるをもって自ら飾るけれども、 心のうちには偽りをいだく。
悪をたくらむ者の心には欺きがあり、 善をはかる人には喜びがある。
憎しみを隠す者には偽りのくちびるがあり、 そしりを口に出す者は愚かな者である。
そのひとりがわたしを見ようとして来るとき、 彼は偽りを語り、その心によこしまを集め、 外に出てはそれを言いふらす。
さとき者の知恵は自分の道をわきまえることにあり、 愚かな者の愚かは、欺くことにある。
真実を語る人は正しい証言をなし、 偽りの証人は偽りを言う。
正しい人の考えは公正である、 悪しき者の計ることは偽りである。
偽りのはかりは主に憎まれ、 正しいふんどうは彼に喜ばれる。
彼は心のうちで勘定する人のように、 「食え、飲め」とあなたに言うけれども、 その心はあなたに真実ではない。
あなたがたはおのおの隣り人に気をつけよ。 どの兄弟をも信じてはならない。 兄弟はみな、押しのける者であり、 隣り人はみな、ののしって歩く者だからである。
しかし、ヤコブの子らはシケムが彼らの妹デナを汚したので、シケムとその父ハモルに偽って答え、
その時サウルはダビデに言った、「わたしの長女メラブを、あなたに妻として与えよう。ただ、あなたはわたしのために勇ましく、主の戦いを戦いなさい」。サウルは「自分の手で彼を殺さないで、ペリシテびとの手で殺そう」と思ったからである。
そこでアブサロムは言った、「それでは、どうぞわたしの兄アムノンをわれわれと共に行かせてください」。王は彼に言った、「どうして彼があなたと共に行かなければならないのか」。
しかしアブサロムは彼にしいて願ったので、ついにアムノンと王の子たちを皆、アブサロムと共に行かせた。
ヨアブはアマサに、「兄弟よ、あなたは安らかですか」と言って、ヨアブは右の手をもってアマサのひげを捕えて彼に口づけしようとしたが、
そこでサンバラテとガシムはわたしに使者をつかわして言った、「さあ、われわれはオノの平野にある一つの村で会見しよう」と。彼らはわたしに危害を加えようと考えていたのである。
主はすべてのへつらいのくちびると、 大きな事を語る舌とを断たれるように。
悪しき者および悪を行う者らと共に わたしを引き行かないでください。 彼らはその隣り人とむつまじく語るけれども、 その心には害悪をいだく者です。